資格取得への道

資格取得の勉強について考えます

資格の勉強に行き詰まったら合格体験記

資格試験の勉強は息が詰まるというのが本音ではないでしょうか。

試験会場に行くと周りの受験生がとても賢そうに見えるものですが、実際にはまともに勉強しきれている人は少なく、記念受験レベルで試験会場に足を運ぶ人も珍しくありません。

それほど、継続的に勉強を行うというのは難しく、これが資格試験の難易度を高めているわけです。難易度の高い試験ほど覚える量が多いということにすぎません。要するに、いかに記憶するかということが試験勉強において重要になるということです。

勉強を続けていくなかでモチベーションが下がったら、あるいは行き詰まりを感じたら、合格者の合格体験記を読むのをおすすめします。

合格者のほとんどが自分と同じように挫折し、苦悩し、それでも頑張って資格試験に合格しています。それらがリアルに記述されている合格体験記は、読むことできっとやる気を高めることにつながるはずです。

実際の合格者がどんな方法で勉強をつづけたのか、参考になる部分が本当に多いはずです。

インターネット上でも合格者の情報はいくらでも収集できますので、モデルとなる合格者を探すのも良いです。自分と似た属性(性別・年代・環境など)の合格者を探し出し、モデリング(真似する)することで合格に近づくことができるはずです。

勉強は修業と同じ

本来、資格試験は新しい知識を身に付け、あるいは将来の独立開業やスキルアップを夢見て挑戦するものであり、非常にワクワクするものです。

ところが、勉強を続けていくとそれがかすれて苦痛ばかりを感じるようになります。これはもう仕方ないです。そんな時は、勉強は修業と割り切るようにしましょう。

苦痛から逃れることを考えても、勉強自体は自分の意志で始めたものであり、結果的にやらざるを得ないのです。

単調な作業に嫌気がさしても、誰かが代わりにやってくるわけでもなければ、何もせずに試験に合格できるほど甘いものでもありません。

やるしかないのですから、自分の価値が高まっている「修業」という考えを持つと良いでしょう。

継続するためにはルーティン化がポイント

資格の勉強を継続的に行うことが「合格への近道」ということは多くの人が理解しているでしょう。そして、その中身は問題をひたすら解くということにあります。

問題を解くことを日々のルールとして、ルーティン化することができれば、苦痛を感じることなく資格試験の合格を勝ち取ることは十分に可能です。例えば、通勤中の電車の中では必ずテキストを読む、と言うことでも良いでしょう。毎日のことですから、それを続けるだけでも相当な学習効果を得られます。

毎朝1時間を勉強時間に当てるということでも良いです。

要するに、自分の生活リズムに勉強を取り込んでしまい、それが当然のような生活をおくることが重要です。

たいていの人は朝起きた時と夜寝る時には「歯磨き」をすると思いますが、逆にそれをしないと気持ち悪いと感じるでしょう。そのレベルに勉強を持っていくことができるとほぼ合格は間違いありません。

資格試験の場合、勉強を習慣づけることさえできればほぼ合格が見えてきます。

どんな難関資格でもです。

ところが、毎日の通勤電車でテキストを読むことがどれほど難しいものか。今日はスマホでニュースをチェックして明日は勉強しよう、今日は少し眠いので明日はテキストを読もう、なんてことでどんどん勉強が遠ざかるということが起きてきます、

ホント不思議です。

 

資格試験の勉強のコツは「ひたすら繰り返す」

資格試験の勉強というのは、ある意味で「記憶力」を問うようなものです。ですから、単純に言えば記憶力が高い人の方が圧倒的に有利であり、その意味で年齢的には若い人が有利というのは事実でしょう。実際に短期合格者は若者ばかりです。

中高年やシニア層は、そういった若い人や記憶力の高い人たちと勝負することになります。もちろん、資格試験は合格ラインが決められており、それをクリアすれば合格できるわけですからその意味ではライバルというのは自分自身であって、他の受験生ではないという考え方もできるのですが、実際には資格試験は相対評価が多いです。つまり、合格ラインが設定されつつも合格者数や合格率は一定の基準によって調整され、安定的なバランスを維持されていることがほとんとです。そのため、誰かとの勝負という考え方も必要になってきます。

覚えるためには繰り返すことしか方法はありません。

資格試験の勉強は、問題をひたすらに繰り返すこと、それによって内容を頭の中に記憶する必要があります。

継続的に問題を解き、頭の中に知識を放り込んでそれを忘れないようにする。

これって単純そうに思えますが、実際には忘れないようにする作業こそが勉強の本質であって、それが最も難しいということを事前に知っているかどうかで、資格試験の勉強スタイルは大きく変わります。

資格の勉強は継続が力なり

資格試験って何が難しいのか、それはもう「継続が難しい」に尽きます。

たいていの人であれば、講義を受けたり本を読めば、言っている内容は理解でき、その場では試験の問題だって容易に解くことはできるでしょう。

しかし、1週間後に問題を解いてみると解くことは難しい。そう、「忘れている」わけです。

資格試験の勉強とは、忘却との闘いというわけです。

忘れないようにするのが資格試験の本質というのは何ともおかしな話ですが、実際にそうなのだから仕方ありません。忘れないこと、これが資格試験に合格するための唯一の秘訣なのです。

資格試験は暑い時期の実施が多いので熱中症に注意

夏と言えば、資格試験の季節!と感じる人も多いかもしれない。

難易度の高い資格試験は、7月から9月頃に集中して実施されることが多く、毎年この時期になると恒例行事のように受験をする人も目立つ。ほとんど勉強もしていないのに毎年なぜか受かりそうな気持ちで受けに行く人って意外と多い。

実際に受験してみると、欠席者が多いことにびっくりすることがあるのですが、もちろんすべての試験がそのような状況であるとは言いません。ただ、記念受験と言われるような人が一定数いるのも事実です。

最近はほとんどの試験会場でエアコン(冷房)が設置されているということのようだが、昔はそうでもなかった。

夏に試験が多いのは、大学などの夏休み期間中に校舎を借りて実施するため、というようなことが言われており、古くに建てられた大学などは冷房が付いていないようなこともあった。最近は流石にそのようなことはなさそうであるが、むしろ寒すぎるというようなケースが増えているので、上着が必要になりつつある。

直前期の資格試験自習にしても熱中症にならない程度に行うことがポイントで、自宅では集中できないような場合にはカフェや図書館の活用が必須。最近はコワーキングスペースなど有料の場所が増えており、お金はかかるが座先を安定して確保できるのでおすすめ。

試験会場が遠方で宿泊する場合には、できるだけ近場にホテルを予約して、行き帰りを極力最小にするのが吉。

 

覚え方の種類

人それぞれ、効率的な覚え方が存在します。

資格試験の場合には記憶することが重要になりますので、いかにして覚えるのかと言うことに意識をむけるのはとても大切なことです。

典型的な覚え方はテキストなどを繰り返し読む・見るというものです。ひたすら半強制的に読み続けることで頭に記憶させるという方法。一番多いのではないでしょうか。

覚えかた

他にも、書いて覚えるという方法も多いです。ノートにびっしりと書き尽くす。綺麗に書くのではなく殴り書きでひたすらに書くことですが、受験生の間では「写経」と呼ばれています。手を動かすという動作が記憶を助けると考えられていて、実際に覚えやすいという人は多いです。

声に出して覚えるという方法も定番です。読み上げることで、耳からも覚えるという方法です。ぶつぶつと声を出して勉強している人は意外と多く、慣れてくると目と耳の両方から情報が入ってくるため、覚えやすいのは事実です。

いろいろな方法があるため、自分なりの覚えやすい方法を早く見つけることが重要です。また、覚える対象によっても、覚え方に変化をつける必要がありますので、一つだけの方法に固執せず、複数の方法で対応するのが重要だと言えるでしょう。